とても憧れている人がいますー料理研究家の有元葉子さん。10年ほど前から書籍などで存じ上げてましたが、自分が年を重ね家族をもつと、より有元さんのすごさが身をもって分かる気がします。田園調布のお店で料理教室に何度か参加したことがありますが、記憶に残る味というのはこういう美味しさだなとしみじみ感じます。また、大変有名な方にもかかわらず、裏表の顔などまったくないのだろうなと思わせる本当に素敵な方です。凛としていてたおやかで、話し方にも動作にもしぐさにも無駄がなくて、柔らかい物腰なのに一本しゃんと筋の通っている様子が伝わってきて…、私もこんな風になりたいなと思います。そして驚くべきはその著書の多さ。図書館の著書検索すると、きっと100件以上ヒットすると思います。大部分は読んでますが、それでも読者が追いつけないスピードで新刊が出てきます。ゆったりとした雰囲気からは想像もつかない、集中力とスピード感覚をお持ちなのだとイメージします。
特に素敵だと感じるところ
- くらしの拠点が複数ある(東京、長野県野尻湖、葉山、イタリアウンブリア州)
- 衣食住すべてのおいて秀逸したセンス
- 生き方に哲学を感じる
- 素材を活かすシンプルなレシピで、どれを作っても美味しい
- オリジナルで手掛けられている調理道具ブランド「ラバーゼ」は美しく使いやすい
- お店で扱っているオリーブオイル、食材、なんでも良質で美味しい
有元さんはお料理にメープルシロップを多用されるのですが、その中の代表的なレシピ「豚の生姜焼き」をメープルシロップ(下ごしらえと焼き方にもポイント有)を使って作るようになってから、これまでイマイチだった生姜焼きが段違いに美味しくなってびっくりしました!子どもに大好評で、今ではすっかり我が家の定番メニューです。
https://chantotabeteru.com/recipes/pork-ginger/
これからも有元さんからたくさんのことを吸収させていただきたいです。
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