本から学ぶことが大好きです。恥ずかしながら社会人に入って10年ほどは全く読書の習慣がなく、産休に入り、一人だけの時間が多く持てる内にと蔦屋書店に毎日のように通いつめ、複数の本を浅くざざっと読んでいったことから、いつの間にか本がなければ落ち着かなくなりました。今考えるとその変化に心底感謝しています。その時々でどんな本を手に取るのかで自分が必要としていることがわかり、そして、本から得られたことを実践していくことで人生を最適化できるように感じています。ただ、自分にとって読書に関する大きな弱点ともいうべき一つは、量をこなしてはいるけれども、その内容を覚えていない!!ということ。読んだ時には、「あぁ、なんてためになるんだ!」「これは絶対覚えておきたい!」と感銘を受けるのですが、しばらく日常に戻ると本当に忘れてしまうんですね。。。もうこれは自分の特性も踏まえて仕方ないと割り切り、本から学べたエッセンスだけを残していくことにしました。自分の備忘録ですが、よかったなと思う本だけを記録に落としていきたいと思いますので(以下おすすめ順ではなく、順不同です)、もしご興味があれば手に取ってもらえれば幸いです。やはり読書はたった1000円~2000円ほどでできる最強の自己投資だと思っています。
自己啓発・時間
『がんばらない早起き』井上皓治
字も大きく挿絵も多いので、さっと読みます。タイトルの通り、がんばる早起きではなく「がんばらない」早起きというモットーで、無理なく持続可能にごきげんでいるコツが書かれています。「早寝早起きして、朝に自分の時間を持たなければ損!」ときっと思える本です。
・「金持ち」よりも「時間持ち」になろう
『がんばらない早起き』井上皓治
・ 大切にすべきは「1に自分」「2に家族」「3に仕事」
・「ごきげん」か「ふきげん」は時間があるかないかで変わってくる
『 「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない』 坪田信貴
子を持つ親向けの本なのですが、自分自身への問いかけにも大変有効だと思います。どう声をかけるかというのは、人の人格形成にとてつもなく影響するのだなと改めて認識しました。友村晋さんの書籍で紹介されていて、著者はビリギャルで有名な坪田塾塾長です。
・「みんなやってるよ」も、日本人が言いがちな言葉です。…声かけを繰り返していると、自分で判断したり選択するよりも、周りに合わせることを良しとする価値観が植えつけられてしまいます。
・「苦手だね」と言われると、子どもは苦手意識をもってしまう。…呪いになり、不思議と、それを証明するように思考したり行動したりするようになります。
『「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない』 坪田信貴
『すぐ動けない人のための時間割仕事術』藤井孝一
タイトルを見て、「あ、まさに自分向け(=あれこれ考えてすぐ動けない)」の本だと思いました。日々の時間の過ごし方に満足しているとは言えません。理想の時間割を持つことで状況を変えたいと、巻頭にある一週間の時間割サンプルを参考に今と理想の2つを作ってみました。次はなかなかゲームのルール作りがうまくいっていない子どもたちに作ってみてもらおうと思っています。
人生はすべて「時間」でできています。だからその時間をコントロールできれば、人生もコントロールできることになります。
毎日、「お金」「健康」「人間関係」に均等にバランスよく時間を使うことが、幸せになれるコツだと考えています。
『すぐ動けない人のための時間割仕事術』藤井孝一
『前向きに生きるなんてばかばかしい』黒川伊保子
最初の方は、少し極端に感じる部分もあるのですが、読み進めていくと、そうだそうだと納得させられ、読んだ後には爽快感と活力が得られました。友村晋さんが著書の中でご紹介されていた本で、黒川さんの歯に衣着せぬ痛快な表現は自分への応援書となりました。以下に記させていただく「自分を生きる力」は、心底心に響きました。
(宇野昌磨選手に対して)彼の強さは何なのだろう。世間は「鈍感力」ということばを与えたが、私はピンとこない。「自分を生きる力」と呼ぶほうがふさわしいような気がする。
誰もが憧れる理想像を踏襲する道は確かにあるが、それは過酷すぎる、よほど恵まれた才能と精神力がなければ、人生はただ過酷なばかりになってしまう。人に称賛されても、次の称賛を目指すことになって…。他人の脳を生きるのは危険でさえある。
『前向きに生きるなんてばかばかしい』黒川伊保子
ビジネス
『2030 未来のビジネススキル19』友村晋
フューチャリストの友村さんが、これからどんなにテクノロジーが進歩したとしても、必要とされる20のスキル(20個目は書籍を購入した方へのシークレット特典)が紹介されています。分厚い本ですがするすると読めます。内容としては人間らしさにフォーカスされていて、とても共感できると思います。私は友村さんを知ったきっかけは動画でしたが、動画で友村さんの魅力をダイレクトに知ってもらった後に、この書籍の方がおすすめかもしれません。書籍の中で友村さんも20の内、どれか自分に合った5つのスキルを身につけてほしいとおっしゃってますが、1つからでもよいので取り入れたいです。
スキル19:ウェルビーイング
『2030 未来のビジネススキル19』友村晋
・これがなければいつまでも渇望感が満たせない
・お一人様ウェルビーイングデーを設ける
ライフスタイル
『母から娘へ伝える暮らしの流儀』有元葉子
優に100冊を超える有元葉子さんの書籍。その中でもお気に入りベスト5に入るのが、こちらの本です。3人のお子さん(このみさん・くるみさん・めぐみさん)と母である有元葉子さんにより、複数のトピックにわたって、「母から娘へ」「娘から母へ」と数多くの有元家の家族のエピソード含め綴られています。人をその人らしく形成するのは、生まれ育った家庭環境なのかなと考えさせられます。子どもさんそれぞれ、自分の道を見つけて活躍されており、本当に有元家は唯一無二の家族だなと思います。母娘の楽しそうな様子、美味しいお料理もたくさん紹介されていて、写真を見るだけでも楽しめる本です!
・我が家の家訓は一生、仕事と勉強
『母から娘へ伝える暮らしの流儀』有元葉子
・「最も美しい結果を自分で考えよう」
『松丸家の育て方』松丸悟・メンタリストDaigo・松丸彗吾・松丸怜吾・松丸亮吾
松丸家男子4兄弟とお父様の悟さんが、幼少期からを思い返して紡がれたエッセイです。松丸さんのお母様が亡くなられていたことをこの本によって知りました。ご両親からの子どもへの思い、子どもから親への思いを知ると、涙がこぼれます。挿入されている家族写真はどれもとっても幸せそうです。松丸家では自分で考えさせて、自分で決めさせて、だからそれぞれがご自身の道を切り拓いていかれたのだなと思います。
『子育てのハヒフヘホ』
「ハは励ます」「ヒは引き出す」「フは奮発させる」「ヘはへこたれない」「ホは褒める」『松丸家の育て方』松丸悟・メンタリストDaigo・松丸彗吾・松丸怜吾・松丸亮吾
料理
『料理のあいうえお』有元葉子
料理におけるポイントが「あ」から「わ」まで、あいうえお順でまとめられています。有元さんの料理本の特徴の一つとして、レシピ通りに作るのではなく、料理におけるコツを知っておくというのが大事ということがあります。この本もその一つで、レシピはほとんど紹介されておらず、押さえておくべき大事なポイントが豊富な写真と共に分かりやすく解説されています。表紙にもありますが、この本を読むとおいなりさんを自分で作ってみたくなるかも??
「そ」:そのままおいておく
『料理のあいうえお』有元葉子
・ゆでたグリーンピース
・ゆで鶏
・煮物
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